2025年11月16日日曜日

しゃくなげの苗植え


 前回の記事に続き、
閉園中のこの時期に行われている
仕事を紹介します。

今回は、しゃくなげの苗を
新たに植えていきます。




苗は、3年間かけて
園長がビニールハウスで育て、
ここまで大きくなったものです。







クワで、苗を植えるための穴を掘ります。




穴に苗を入れます。




上に、腐葉土を乗せます。




根元を押さえて苗を固定させます。







こうした地道な仕事の積み重ねで、
苗が順調に植えられました。




しゃくなげは、漢字で「石南花」と書くだけあって、
もともと石の間に生える植物だったそうです。
この写真のように、石を置いているのは
そんなしゃくなげの特性を考えてのことです。





最後に、植えたしゃくなげに水をかけていきます。





来年の開園時、4月には花を咲かせる予定です。
(この写真は、紫色のしゃくなげの苗です)

今から、花が咲くのが楽しみですね。


2025年11月15日土曜日

秋の仕事

 

すっかり、秋が深まってきました
しゃくなげ園の仕事は、
閉園中のこの季節にもあります。

 からまっているツルを伐ったり、
しゃくなげの枝を剪定したりします。




クズやアケビ、ヤマブドウなど、
様々な植物のツルが
しゃくなげに絡んできます。
これを、鎌で地道に伐っていきます。




電動剪定ばさみを使って、
長く伸びたしゃくなげの枝を伐ります。
しゃくなげの枝を切ることで、
見栄えが良くなり花もつきやすくなります。



こちらも、かなり地道で、
根気の必要な仕事です。




電動のこぎりを使って、
太めの枝を剪定します。





上の2枚が、剪定前のしゃくなげの写真です。




こちらの2枚が、剪定後の
しゃくなげの写真です。
随分すっきりとしているのがわかると思います。



これまでご紹介したように、
3種類の道具を使い分けながら仕事を進めます。




この日は、しゃくなげ園の敷地にあるモミジも
綺麗な色をつけていました。